Tokyo My Storyメンバー紹介 #vol.5 おおした なつか
Tokyo My Storyのメンバーと、裏側の想いをご紹介するンタビュー記事、5人目となりました。今回は専属フォトグラファーのおおしたなつかです!
Q.まずは自己紹介からお願いします!学生時代はどんなことをしていたんですか?
学生時代は女の子ひとり旅を広めるべく、学生団体の代表としてチームみんなでフリーペーパー制作やWEB制作、イベントなどを企画・運営していました。代表と言うとすごい人に聞こえるけど、でも全然そんなことはなくて…いつもチームのみんなに支えられていました!今のTokyo My Storyもそうですが、チームでなにかをやることはこの頃から好きでした。
旅を広める団体に入ったきっかけは、大学生活に飽き始めていた1年生の冬に、そこの団体が発行しているフリーペーパーを読んで衝撃を受けたことです。ひとり旅って寂しいものだと思っていたのですが、「こんなに人との出会いがあるんだ!」と知って、「私もひとり旅がしたい!」と興味をもちました。また、「学生でもこんなクオリティの高い冊子ができるんだ!すごいな!」と刺激をもらい、「私もこのフリーペーパーを作ってみたい!」と思いメンバー募集に応募しました。それからは、ずーっと旅のこと・団体のことを考える学生生活でした。
実際に旅をすることで、「もっとその土地に溶け込んで暮らして、現地の人と関わってみたい」と思うようになりました。「人生一度きり!」と、思い切って休学をし、インドネシアにある人口1000人ほどの小さな村で、3ヶ月間英語の先生のボランティアをしようと決意しました。といっても英語は全然できなかったので…笑、まずはフィリピンで4ヶ月間英語の勉強をしました。それからオーストラリアでWWOOFという農業体験をして、その後いよいよインドネシアへ。子どもが好きなので、子どもと関わるボランティアを選んだのですが、やってみると「教えるって楽しいな」と思い、帰国後の就活でも教育系を受けました。
この話をすると長くなってしまうんですが…、この時の経験が今の人生に活きているなと思います。本当に最高の経験でした!
(インドネシアの村の子どもたち)
Q.卒業後はどんなことをしてきたんですか?
新卒で教育/福祉分野に就職し、児童指導員という職種を4年ほどやっていました。お子さまの成長する姿や、保護者の方からありがたいお言葉を頂けるときにやりがいを感じていました。お母さんが、お子さまが成長したことを喜んでくれるだけではなく、「なつか先生の笑顔や明るさに私も元気をもらっていました」という言葉をくださったときは特に嬉しかったです。実はこちらの仕事は3月末に退職し、今年度からはカメラに専念します!(@25_photolife)
プライベートでは、2歳の娘と夫と東京に住んでいます。カメラは娘の育休中に本格的に始めました。最近はフィルムカメラで娘の日常を撮ることにはまっています。(@natsuka25_film)あとはフォトブックを作ってカタチに残すことも好きです!写真好きなママパパたちが集まるオンラインコミュニティで、写真のことをたっぷり話したり、育児について情報交換したりしているのも、すごく楽しい時間です!
(いずれもフィルムカメラで撮影)
Q.これまで力を注いできた「旅・子ども・写真」の経験に共通することはどんなことでしょうか?
知らない世界に飛び込むことや、人と関わって喜んでもらうことだと思います。この2つが大好きなんです!
挑戦することは勇気がいりますが、これまでの経験上、飛び込んだほうが今よりも自分にプラスになる、人生が楽しくなると確信しています。絶対大変!だけど、いい経験になるんですよね。だから、いいなと思ったことは、大変そうでもまずやってみます。そしてその経験が、次の挑戦への原動力になります。
写真を撮ることは、学生時代に旅をしてる時から好きでした。カメラ好きな父から「旅をするなら良いカメラを持って行きなさい」と言われて、ミラーレス一眼をはじめて買いました。その時は、カメラを通しての人とのコミュニケーションが楽しかったんです。特にアジア圏は写真を撮るだけで楽しんでくれて、良い写真を撮りたいというより、撮った人に喜んでもらいたいなって、コミュニケーションのツールとして使っていました。
(中国で出会った子どもたち)
療育の仕事も「お子さまや保護者の方に喜んでもらいたい」という目的は同じで、手段が変わっただけなんです。私と関わってもらったことでちょっと人生が前向きになるというか、プラスになるきっかけになったら良いなと願いながら、昔も今も活動しています。
自分が今まで撮った写真を見返してみると、風景よりも人ばっかり撮ってるんです。写真を撮る時=心が動くとき=好きなものに触れた時なんだなと思います。
Q.素敵な写真ってどんな写真だと思いますか…?
その家族にしか出せない雰囲気・表情・ストーリーが写っているものかなと思います。「私たちらしいね」って思ってもらえて、見返してもらえる写真を目指しています。見返したいと思うということは、良いなと思ってくれてることだと思うから。
「家族らしさを残す」のが、日常写真の魅力。いつもの馴染みの場におじゃまして撮るからこそ、家族らしさや、よくやってる仕草・ルーティンなどを撮りやすく、私がいいなと思うものがしっかり残せると思っています。
あるお客様から「はじめて『家族のカタチ』を自分たちの目で見れた気がして、ものすごく嬉しかったです!!」という言葉をいただいたときは、私もとても嬉しかったです。また、「はじめての育児に不安だったけど、娘もこんなに笑ってるし、私もちゃんと幸せそう。明日からも前向きに頑張ろうって思えました。」とお客様から言っていただいたこともとても励みになっています。私は特に、いつも頑張っているママに喜んでもらいたいです。
一番ずっと一緒にいるのにツーショットが少ないママ。頑張っているママのために、ママが可愛くてきれいな写真もたくさん残したいです。そして、カメラ目線じゃない写真って、実は貴重だったり。カメラを意識してない、自然に生まれた笑顔や、ナチュラルに我が子へ向けられたやさしいまなざしを、逃さず撮りたいと思っています!本当にみなさん、愛情があふれている表情をされて美しいから!
自分も母として同じ立場なので、毎日がバタバタで育児・家事が大変なのがわかります。でも、「私ってこんなふうに笑ってるんだ!」とか、「この写真見ると元気になる」って思ってもらえるのが、私にとっての素敵な写真でもあります。
Q.Tokyo My Storyの良さはどんなところにあると思いますか?
事前にヒアリングシートというものに記入をしてもらい、そちらをもとにオンラインで打ち合わせをします。今残したい姿・毎日やっていること・依頼してくださった想いなどを聞いた上で、撮影ができることが良さだと思います。また、当日来るフォトグラファーがどんな人なのかも事前に分かること、かなと思います。撮影当日は緊張されるかもしれませんが、一度顔合わせをさせていただくことで、すこしでも安心して撮影に臨んでもらえたら…。お客様の日常を撮るからこそ、リラックスしてもらいたいですよね。撮影させて頂く私がこうゆう人なんだ〜って、打ち合わせで伝われば良いなと思っています。
Q.これからの目標は何ですか?
スキル向上です!常に現状には満足せず、上を目指すこと。もちろん毎回の撮影時、120%の力でやっていますが、そこに満足せずさらに上を目指し続けています。また、せっかく撮らせていただくからには「私にしか撮れない写真を撮ろう!」と思い、光や構図でドラマチックに、日常だけれど美しい切り取り方を意識して撮っています。
また、昨年「赤ちゃんの等身大フォトアワード2020」で最優秀賞を頂けたことをきっかけに、もっと等身大アルバムの魅力を広めていきたいです!
現在Tokyo My Storyでは、このアルバムに特化した「出張等身大フォト」プランもサービスを開始しました。身長90cmのお子様まで制作することができるので、ぜひ多くの方に、今の小さい時期ならではのかわいい我が子の姿を等身大で残してほしいなと思います!
結論、すべてに通じることは、「カメラを通して新しい人と出会うことが楽しい。さらに喜んでもらえるとやりがいになる。」というところです。だからとにかく、これからも「たくさんの人と出会いたい!」「喜んでもらいたい!」という気持ちのもと頑張り続けたいです。
Q.最後に、何か伝えたいことはありますか?
日常写真の魅力を伝えたいですね。自分自身が育休の時に、娘の可愛い瞬間は撮るけど私との関わっている様子は残らないし、尊い時間のはずなのにお互い忘れちゃうのは切ないなと思っていました。そんな時に自分が日常写真を撮って頂いて、娘との関わる様子を残してもらうことができてすごく有難かったし、幸せな気持ちになったんです。日常は本当に尊いものだけど、バタバタと過ぎ去ってしまうもの。だからこそ、しっかりと残そうと思わないと、気づいたらその瞬間は終わってしまいます。
子育てをしていると「子どもが泣きやまない…」とか「いたずらばかりで目が離せない」とか、大変なことも多いですが、あとで写真を見ると「かわいいな」と思えたり、「こうゆうときもあったな」とあたたかい気持ちになるんですよね。自分が残してもらって心からよかったと思うから、たくさんのママやパパにも、今しかない我が子との愛おしい時間をちゃんと残して欲しいなと思っています。あわよくば、そこでTokyo My Storyを選んでもらえたらすごく嬉しいです!笑 新しいお客様(というか同じママとしてもう戦友ですw)に出会って、いろいろなことをお話しできる日を楽しみにしてます。
日常写真、お子さまがいくつになっても遅くないと思います。ご興味持っていただけたら嬉しいです。
(フィルムカメラで。photo byパパ)
この記事を読んでくださった方にしっかりと伝わるように、言葉をひとつひとつ選びながら伝えてくれました。Tokyo My Storyの裏側にある想いが、少しでも皆さまに伝われば幸いです!